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2012年05月30日

勝手に曲解説vol.3〜ブルースシンガー〜

「ブルースシンガー」は目の前にいる憂鬱そうな君のためだけに歌ってやるぜ、というしがないブルースマンの歌だ。

こんな憂鬱な夜なんてすぐに終わるし、すぐに忘れるさ

という励ましの裏には

こんな俺の歌なんてすぐに終わるし、
元気になった君は今日の歌の事なんていずれ忘れてしまうだろうけど、、という二つの意味が込められている。


ところで、ブルースシンガーは人と人の中でも最も古いレパートリーだ。

遡れば10年ほど前、今でもお世話になっているa-bridgeというカフェがまだ中野にあった頃、あるイベントにスティールパンとチェロ、という組み合わせで出演させてもらった。
その時はまだ人前で歌った事などなく、機械に弱い俺はシンセサイザーなどでオリジナルをアレンジしてはマイクでスピーカーからMDに録音する、というアナログなやり方で密かにデモを作りためていた。

その日のイベントは大成功。一つのイベントの成功なんて、広い世界から見ればたった一つの小さな出来事かも知れないが、後にこれが大きく左右する事になる。
まさにその時、そこに遊びに来ていたスガメスと岳史に出会うのだから。

イベント終了後、実はこんなの作ってて…とデモの事を二人にカミングアウト。
するとたけちゃんも実は俺も…とカミングアウト(笑)。
早速スガメスの車の中で、互いの作品をカーステでかけて三人で聴いた。
今もたけちゃんの曲覚えてるなあ。凄いセンス良いフリーソウルだった。
そして、その時にかけた俺のデモこそ、ブルースシンガーだったのだ!
その時たけちゃんに

日本語のソウルじゃん!

と言われた時は、分かってくれる人がいた!とホントに嬉しかった。

粗削りだけど全ての瞬間に夢が詰まった、キラキラした夜だった。


それから約10年、そこのオーナーがライヴを勧めてくれたのがきっかけで遂に俺も歌い出す事になる。
その際、人と人の前身となるスガメスとのDuoで初めて音を出したのもブルースシンガーだった。


あの頃、みんな夢ばっかり観て熱くなっていた。ちょっとクサイけど(笑)。

でもクサイくらいじゃないと本物じゃない。クサイ、なんて照れたりしてるようでは何も成し得ないだろう。
そう、そんな余裕はないのだ。

そして、そんなクサ過ぎる奴らが再びこうして集まってバンドをやっている。
今度はお互いミュージシャンとして。
不思議な縁だとつくづく思う。

勿論、まだまだこれから!である事は特筆するまでもないけれど。



因みにその後a-bridgeは三軒茶屋に移転し、今やインディペンデトカルチャーの発信地となって様々なアーティストを輩出している。

http://www.a-bridge.jp/

そして、来る7月1日、このa-bridgeで人と人とさいとうりょうじ5の2マンイベントをやります。
とにかくステキです。



〜ブルースシンガー〜

君の少しのネガティブを
今夜 俺にまかせてくれないか?

だからバンドマン
そう、バンドマン
俺と組まないか?

君の眠れない夜を
今夜 俺にまかせてくれないか?

だからブルースマン
そう、ブルースマン
俺と組まないか?

こんな夜はすぐに終わるさ
こんな夜はすぐに忘れるさ

こんな夜に聴かせたい歌さ
君の前で今夜歌うよ






うっすん



posted by 人と人 at 14:15| Comment(0) | 勝手に曲解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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